
半年くらい前にうちに来た、CS90アルミシリンダーエンジン。
ピストンががっちり固着していたので分解できず、そのまま[油漬け]して放置していました。
ふと今日思い出したので、シリンダー抜きに挑戦してみました。
ピストンの固着はなんと上死点付近...難問です。
ピストンはどのみちダメなので、ハンマーで叩いて固着を剥がし抜く作戦ですが
このシリンダーはアルミ製、手元が狂ったら破壊しそう...
安全を確保しようと、スタッドボルトを抜いてしまうことにしました。
ダブルナットを噛ませ、3本までは無事抜けたのですが...4本目で「ボキッ!」
やってしまいました...(涙) ケースの問題はまた後ほど考える事にします...。
さて、ピストンを叩いてみます。
半年前はビクともしなかったのですが、2,3回叩いてみるとピストンが引っ込みました!
油漬けの処置が効いていたみたいです、やった!
なんと錆での固着はシリンダーのほんの上部だけで、他の部分は以外に綺麗でした。

よし、これで綺麗に抜けるかな?と思ったのですが...
あともう1,2センチの所で、また引っ掛かってしまいました。やはりトップリング付近の錆が酷いのでしょう...。バーナーで炙ってやれば上手く抜ける??
なんとかシリンダーも「ノーダメージ」で来れたから、最後は慎重に行かないと...。
このまましばらく油漬けして置いて、また挑戦してみようと思います。
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