
今年初の『梅雨の中休み』に入った金曜。
暑かった昼間に比べ、夜はとても過ごしやすい気温です。
まだ熱気の残るねぐらを脱出して、外で先日小隊に加わった3台目のC200の整備をしました。
この車体にはミラーとリアフェンダーに当時?の[飲酒運転撲滅]のシンボルステッカーが張ってあります。
のでこのC200は『飲んだらダメよ』号と呼ぶことにします(笑)
『飲んだらダメよ』号一番の問題点は、エンジンの吹けが悪くスムースに走れないことです。
特にアイドリング&スロー~中速は不安定で、排気音もドカドカ言います。
これは点火時期かな??と見当をつけてポイント周りからチェックしてみます。
点火調整をしようとベースを回すと、中心のガバナーも何故か一緒に動いてしまいます。
ガバナーをチェックすると、スプリングが伸びてグラグラしており、簡単に開いてしまいます。
幸いガレージ相棒のⅠ氏の保管部品に程度の良さそうなスプリングが有ったので分けてもらい、分解グリスアップして組み付けました。組み付け後調整して始動すると、大分安定してアイドリングするようになりました。しかしまだ吹けは悪く、マフラーから火の粉が出たりするのでシリンダーヘッドは開けて見る必要がありそうです。
『飲んだらダメよ』号と2台目部品取りC200は国産電機製、スワロー号は日本電装製、Ⅰ氏所有のC200エンジンは日立製のガバナー&ポイント部品が付いていました。僅か2年足らず?の生産しか行なわれなかった筈の車種に、このバリエーションは驚きです。

車体番号が錆で消えてしまい、残念ながら部品取りとなった2台目のC200です。
『飲んだらダメよ』号は他にもタンクに穴が開いていたり、マフラーが割れていたりするのでこの車両から部品を移して、修理していきたいと思います。

ガサゴソC200をいじっている自分の傍らで、ガレージ相棒Ⅰ氏が黙々とCM90のエンジンを組みあげていました。
クランクベアリングまで新品に交換、ギア&クランクとも手で回した所非常に滑らかに動いていました。かなり調子良いエンジンになる事でしょう。
火が入るのが楽しみです。ちなみにこのCM90エンジンは日本電装製のガバナー&ポイント部品が付いていました。
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