
JC58ベンリィ号の主要部分がようやく組みあがりました!
ブレーキ操作系統も付き、走り回れるようになりました。
ブレーキ系統、これは一番てこずりました。
特にリアブレーキペダル周り...この車体にはペダルしか付いておらず、しかも分解状態だった為どうやって車体に付いていたのか分かりませんでした...
ネットにてJC58画像を片っ端から探し、ペダル周りを研究...見えづらい物が多かったですが、メインスタンド軸を使う事が分かり助かりました。
失われていたロッドはGL400の物を流用し、リアブレーキとペダルの連結にも成功。
そしてペダルリターンスプリング...これは画像検索しても明瞭に写っている物が見つけられず、想像するしかありませんでした...
オリジナルは軸に「巻きタイプ」のリターンスプリングが入るのではないかと思うのですが、他車用を探してもなかなか合いそうな物を見つけられませんでした。
カッコ悪いのですが、結局ステーと他車スタンドスプリングを使い画像の様に外から引っ張りました。
ここにブレーキスイッチを追加して、ストップランプも作動させる予定です。
ペタンコになっていたシートも支持ゴムを状態の良い物と取替え、シャキッと起き上がりました。
失われていたテールランプもとりあえず社外のミニテールを装着...しかしいまいち納得がいかないので、テールは良いものが見つかるまで暫定です...。

このキャブのフロートもパンクしており、穴塞ぎに追われました。
C100に使われている縦型フロートに酷似した形の真鍮製のフロートなんですが、ほぼ側面全体に穴&ヒビが広がっていて、はんだで満遍なくメッキしてやる状態になってしまいました。
重くなって返ってダメか...と思いましたが、半田が溶けているうちに真鍮ブラシで軽くさっと拭う...という方法で何度か試しているうち、薄く綺麗に覆う事に成功しました。
指先がフラックスと火傷でヒリヒリしてます(笑) お陰で調子が良くなり、アイドリングも低く落として安定する様になりました。

組みあがったところで、以前より本格的に乗って動かしてみました。
走り出すと「ピュゥゥゥゥ~ン」というギア鳴りの音が排気音より大きく聞こえます。これはネットで他のオーナー談でも見かけましたが、このエンジンの特徴みたいです。
チェンジペダルのアソビが結構深く、グッと踏み込んだ先の方でギアがちょこっと入る感じです。
ロー&セカンドはローギアードで、エンジンが唸って余り前に出て行かない感じでしたが、トップに入れると「どん!」と加速します。セカンド⇔トップが結構離れている感じです。
ブレーキ効きがめちゃくちゃフンワリです(笑)速度が出てると停まれなそうです...ライニングがひどく錆びていた為結構磨いたんですが、まだ磨き足りないみたいです><
まだ保安部品も未装着ですし、公道に出るにはまだまだ作業が必要です...しかしやっとココまで来れた!頑張ろう!
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おおうっ!これはカッコいいですねー!
角に比べるとホンダらしさはまだあまり感じられませんがNSUを範にした造形はとても凝った造りでむしろヨーロッパのかをりがプンプンします^^
ぜひエンジン音を聞いてみたいですね~行動復帰めざしてもう一息、頑張ってください!
出来上がったJCはきりりと引き締まってますね
今のバイクには無い味わいです・・・
じっくりと走りこんで楽しんでくださいね(笑)
とんちゃんさま、こんにちは。
ありがとうございます。確かに角ベンリーと違い曲線をまとった実用スタイル...これも良いですね。
NSU...超高嶺の花ですが、並べてデザインのルーツを愉しむ機会が今後有れば嬉しいです。
お聞かせできるエンジン音目指して、整備頑張ります!
ヒラノM85さまこんにちは。
ありがとうございます。うちにやって来た頃より確かにグッと姿勢がよくなって、ベンリィ号本体も再び「走るぞ」という意気込みを持ち初めたかの様にも見えます(笑)
あとは整備役の頑張り次第...コツコツ続けていきたいと思います。
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