
ベンリィJC58の配線がようやく解ったので、電線をつないで点灯させてみました。ヘッドライト球はC92やジュノオに使われている物と同じツバ球でした。
本来は6ボルトと思いますがあいにく手元にはジュノオの12V球しか無く、使って上手く点灯するか不安でしたが...意外なほどいい灯りが出て驚きました。JCも灯火はカブ等と同じフラマグ発電で賄う様なので、上手く方法を応用できれば12ボルトでもいけるかも知れません。
テールランプはストップランプの無いシングル球です。こちらも12V球で点けてみましたが十分な光量が有りました。
配線の次は燃料タンクを載せ、燃料ラインをつないでみました。
タンクの状態はしっかりしており、内部も錆びは無く当時の朱色コーティングが綺麗に残っています。
問題はコックです...オリジナルのコックは経年変化で割れており使えません。付属していた部品の中に汎用のガラスストレーナ付きコックが有ったので使わせてもらいました。
さて、配管ですが...このタンクはフレームをまたぐエグリが深いので左右が分かれてしまっており、本来はタンク右下側からパイプが出て、コックで連結するようになっているみたいです。CS90に似ています。
汎用コックにはその装備が無いので、もう一個コックを追加してジョイントでつないでみました。追加したコックはリザーブタンク代わりにもなりそうです。
汎用コックからも追加コックからもガソリン漏れは出ず、ホッとしました。
おまけにもう一ネタを。こちらはこの車体に付いて来たウインカースイッチです。
オリジナルは右グリップ部にスイッチが有る様なのですが、残念ながらこの車体は失なわれていました。せっかくなのでこのスイッチを掃除して使おうと内部を開けてみると...色々仕掛けが入っていて驚きました。
どうもこのスイッチはフラッシャーリレー&インジケーターランプ内臓タイプみたいです。掃除の後6V10Wの電球と電源をつないでみたところ、ちゃんと点滅作動しました。当時はずいぶん便利な製品が出ていたんですね。
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こんな小さなスイッチボックスの中にリレーとインジケーターまで仕込んでいるということは後付けの汎用品ということですね。当時いかにフラッシャーの付いていない車両が多かったかという事なんでしょうか?これはこれで貴重なものですね。
tongchangさまこんばんは。
どうもそうみたいです。けっこうなアイデア商品ですよね。^^
現代はICリレーも登場している位ですから、この手のバージョンが有っても良いのでは?有ったら嬉しいな...なんて思います(笑)
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