
シリンダー&クランク修理後、少しづつ慣らしを続けているうちのC115
スポーツカブ『錆スポ』号。
馴染みが出てきたのか、
エンジンの廻り方も滑らかになってきた気がします。
しかし以前より振動の出方が強かったり、ピストンリングのノイズ?の様な雑音が出たりします。
キックした際の圧縮もなんとなく弱いような?
オイル交換がてら
エンジン腰上を開けてチェックしてみました。
圧縮の件はタペットの突き上げを疑い、調整してみましたが余り改善しません。
フライホイールを手でゆっくり回すと、上死点付近でヘッド周りから『シュッ』という圧縮漏れ音が出ているのに気が付きました。もしかしたらバルブの当り面が悪いのかも知れません。
IN&OUT共にバルブを外し、コンパウンドで擦り合せを行いました。結構カーボンを噛んでおり、コンパウンドが真っ黒になりました。
作業後組み付け圧縮を確認しました。漏れ音は消え、キックの足応えも『ゴクッ』としっかり出るようになりました。

オイル交換後、試走を兼ねツーリングに出てみました。
圧縮が戻ったお陰か、出足も加速もトルク感がアップしました。やはりバルブからの漏れが影響していたみたいです。しかも嬉しい事に
エンジン振動もぐっと収まり、気にならない位になりました。こんな部分にも効果が出るとは...勉強になりました。
50キロ前後で走りましたが、なかなか快適な走りをする様になりました。慎重にもう少し慣らしを重ね、良い
エンジンにしたいと思います。
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こんばんは。
錆スポ、順調の様ですね(^^)
それにしてもバルブの圧縮漏れがエンジンの振動に影響するとは思いもしませんでした。意外ですね。
tongchang様、こんばんは。
おかげさまで元気です(^^)でもエンジンが暖まりきらないチョイ乗りが多く、ちとエンジンに無理をさせている気がする?慣らしですが...近所は坂が多い物で(笑)
圧縮だけでなく点火時期も診たので、振動減少はその効果もあるかも知れませんが...抜けていた時はガタピシと、苦しそうな廻り方でした。
ただ部品を新しくしただけではダメで、やはり調整って大事なんだなぁ、と思い知った出来事でした。
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