
やぁ、今日は暖かいですね。
日なたに居ると、眠くなってしまいます。
今日は、ジュノオのオイル漏れを治療。
かなり以前から左シリンダーヘッド辺りから漏れがあり、停めていると
ポタリ...ポタリと地面にシミを作っていました。
今日は日和も良いので、勇気出してヘッドを開けてみます(^^)
漏れの場所は大体見当をつけていました。
エンジンの下側、プッシュロッド・チューブとヘッドの接触部辺りです。
ジュノオはクランクの下に位置するカムシャフトをチェーンで駆動し、
左右シリンダーの下を通るプッシュロッドでバルブを開閉しています。
ヘッドカバーを開けます。う~む、汚れてますなぁ。
画像はヘッド上部に見えるタペットシャフト支持部に入っているピンを抜き、
IN&EXタペットを外した所です。
奥から覗くプッシュロッドと、油圧でタペット隙間を自動的に取ってくれる
ハイドロタペット部分が見えます。

プッシュロッドを抜き、ナットを外してヘッドを取ります。
ピストン頭とプッシュロッド・チューブが見えてきました。
ジュノオはシリンダーがケースと一体なので、ピストン本体までは見えません。
シリンダーを囲む3つの穴は、タペット油圧部へオイルを圧送する経路のようです。

こちらはヘッドです。
ジュノオのボアは90ccのCS90と同じですが、
ガスケットやバルブはサイズが若干違うようです。


問題の部分です。
なんだかここのパッキンが怪しいです。

やっぱり、そうでした。
パッキンが変形し、切れかけています。
しかもプラスチックのようにカチカチになっていました。
サイズの近いパッキンに取替え、液状ガスケットを塗って組み立てます。

ハイドロ・タペット部分の部品です。
写真左のピストンが写真中のホルダーに入り、油圧で右下のステーを押す仕組みです。
ステーの穴にはタペットシャフトが入り、タペット位置ごと動かし隙間を調整します。
ホルダーの内部にはボールが入っており、油圧を逃がさない仕組みです。
この部分に2.5kg/c㎡もの油圧が掛かるそうです。

各部を洗い、シリンダヘッド燃焼室内のカーボンも落とし、
液状ガスケットを使い組み立てます。
タペット自動調整機構のお陰で、タペットクリアランスを
ラフに取っても大丈夫な所が助かります。
とはいえ、時たま失敗することも...エンジンを始動しないと判りません。
怖いなぁ...油漏れは止まってくれただろうなぁ...。

エンジンを始動。
オイル漏れは大丈夫のようです。
タペットクリアランスも上手く行ったようです...ホッ。
ジュノオが組みあがった頃、錆カブがやって来ました。
こちらも先方で元気に暮らしているようです。うちに居た頃よりも大分、小奇麗になった様な...?(^^)

今日はサイドスタンド付きのステップを取り付けにやって来たのでした。
ついでにプラグを交換し、フェンダーの割れを補修。
さらに元気に、綺麗になって帰って行きました(^^)
スポンサーサイト
こんばわ・・・
ジュノオのOIL漏れ直って良かったですね。
この際、ついでだから、不具合は徹底的に直しましょう!!
スポカブの方も、試乗できるのを楽しみにしてます。
御用があるときは、呼んでください!!
もしも、ダックスの進角付のフライホイール余ってたら今度貸してくださいませ。ヒラノの点火時期調整で更にパワーアップ??を狙って見たいと思います。
では・・・
ヒラノM85さま、こんばんは。
ありがとうございます!心強いです(^^)
フライホイールも是非お使いください。
幹線道路を快適に流すポップマンリーの姿が観られるのも近い!でしょうか?!
スポカブで併走出来る様、自分も急ぎますね!(笑)
コメントの投稿