
スイングアームに続いて、ロープスターターをチェックします。
その為には禁断?のケースを開けなければ...
勇気を出して、エイ!ケース最後尾の蓋を開けます。
油圧カットバルブ(クラッチ)ユニットが出てきました。問題のロープスターターユニットはまだ出てきません...この向こう側か??
ユニット下部のネジ&アームに付いているロッドシャフトのナットを外して分離し、周りのM6ナット&左側に来ている油圧パイプを外せばこのカバー部は外せる様です。

やっとスターター部が出てきました。先程のユニットと背中合わせに付いていました。
ふ~ん、こうなっていたのか...。ロープが引かれると小さなアームが出て、エンジン側の『花』の様なデコボコに引っかかってクランクを回すと...なるほど!
奥には巨大な時計のぜんまい?のような巻きバネが入り、ローターを戻すようです。
作動不良を起していたのはロープ側の小さなアームで、グリスが固着していていて動かなかった様でした。汚れを取り、注油してやるとぴょこ、ぴょこと飛び出す様になりました。
ロープの傷みをチェックし、油を軽くしみこませて元通り組み付けます。
スターターユニットの入っていたケースはガスケット紙は無く、液体パッキンで組まれていました。又このケース蓋の下部はスイングアーム・ピポットの半分も兼ねているので、ズレの出ない様慎重に組み付けます。
組み付け後、エンジンを回しオイル漏れをチェックします。ロープスターターはしっかり作動し、エンジンを手動始動できました。よし!
オイルはケース合わせ面からは漏れませんでしたが、意外な所から...。
油圧カットバルブに繋がっている外部パイプの一本から漏れが有りました。分解した際に外したパイプです。緩める際に傷付けてしまったようです。アァ...。
部品取りから拝借して何とかなりましたが、気を付けないといけないな...反省!
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こんばんわ
本日12トンのショッププレス引取りに行ってきました
で早速使用、凄いです
ピジョンのカムギヤが一瞬にして抜けた
すばらしいですよ
ご利用の際は、ぜひ声を掛けてくださいね
こうなると旋盤が欲しい、ので物色中です
お馬鹿になりつつあります??
ヒラノM85さま、こんばんは。
12トンプレス!凄いアイテム登場ですね。
カムギアやクランクが抜けるようになると便利ですね。是非今度拝見させて下さい!
旋盤や小型フライス盤...憧れです。自分もそんな物手に入ったら部品を作るでもなく、ただ金属を削るのが楽しくてずっとやっていそうな...(笑)
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