
ジュノオ2号機のエンジン始動を試みます。
車体をエンジンから剥がし取り(笑)、エンジンだけの状態にします。
エキパイを取った時、シリンダーヘッド内から変な物が出てきました。
何だろ?...藁クズだ!
エンジン右発のエキパイの中は、器用に詰め込まれた藁クズで一杯でした。
何か小動物が住んでいたのかしら?...何だかイヤな予感がします。

セルダイナモに電源を結線し、セルを回してみます。
が、いくら繋げど反応が無りません...まさか、やっぱり??
エンジン前部のセンターキャップを外して、クランクを直接動かそうとしましたがピクリともしません。
あぁぁ...やっぱり...シリンダーが固着しています。
ジュノオはクランクケースとシリンダーが一体です。こりゃあ厄介だぁ...どうしよう(汗)
気分を変えて、キャブレターをチェックします。
内部は特に腐食も無く、大丈夫な感じでした。ホッ。
口径18ミリ、「M85」の刻印があり、インテーク接続部がⅩ型になっている独特のキャブレターです。右側、左側と専用で仕様が違っています。
メインジェットは78番、スローは35番、ニードルクリップはセンターが標準の様です。
このエンジンについていたキャブは、ゴムシールとアルミを組み合わせたファンネル付でした。
ジュノオM85にはもう1タイプ、この部分が省略されキャブボディと一体になっている物が有ります。

この車体についていたタンクです。
キャップは錆びていましたが、内部はコーティング処理された後があり以外に良い状態でした。
リザーブ無し、プル・タイプのガソリンコック、燃料レベルセンサー付きのタイプです。リザーブ付きタイプに比べ容量も少ないスリムタイプです。このタンクに付くシートや、モールもリザーブ付と形状がやや違います。現在稼動しているジュノオと同じタイプでした。

エンジンはガッカリでしたが、頑張って分解チェックして行こうと思います。
次はとりあえず車体部分の分解に取り掛かってみます。ハンドル...上手く外れるかな?
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