
S110、名前は「千の旅人」号。
105ccのOHVエンジンをホンダ・CL90とドッキングした、
うちのミニ・スポーツ・ツアラーです。
詳細データが一切不明のこのエンジン。
でも結構トルクがあって、燃費も良いので
チョイ乗りにも、長距離も出かけられる
頼もしい一員なのです。
[↓水戸藩カブ1000キロツーリングで疾駆するS110]

先日走っていたら、突然マフラー周りから「パンパン!」と排気漏れの音。
止めて見てみると、エキパイ取り付けのスタッドボルトが片方折れていました。
幸い、5ミリほど残りが飛び出している。
何とか回して、外せるか?
ストッパー付のプライヤーで、慎重に掴んで回してみる。
ちょっと場所が悪いな...掴みにくい...よいしょ。
回った!
このエンジンは、ヘッド部のみアルミ製。
それも良かったのかもしれない。ゆっくり回して外しとる。
意外と刺さってる部分が短いんですね...。

折れたボルトの変わりに、メッキされたボルトを慎重にねじ込んで...完了。
修理後、丁度遊びに来てくださっていた、ご近所ヒラノM85様のガレージへ。
ヒラノM85様の所はいつも興味深いバイクと技術がいっぱいで、とても勉強になるのです。
この日お目見えしたのは...なんと!

最新の作品「ヒラノ・ポップスクーター」のエンジンに、火が入ったとか。
すごい!!流石ですねぇ!
このバイクの作業前の姿を拝見していたので、よみがえった姿に自分も喜びひとしおです。
エンジンの発する、「ポン、ポン!」という排気音。
耳障りなく、何時までも聞いて居たくなる様な
優しく微笑ましい音なのです。
なんと自分も、乗せて頂いちゃいました。
半世紀前の走り心地に感激!!(^^)
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