 出番が来年に延びた「のきしたレーサー」。 延びたのをイイ事に作業をサボっていたのですが(笑)、なんとなく気になって眠れなくなって来たので 途中だったバックステップの取り付けをする事にしました。 固定方法は夜な夜な考えに考えたので、うまく行くと思います(汗)行動あるのみ!! バックステップ・プレートの固定は一点はスイングアームピポットで落ち着いたものの、もう一点をどこで固定するかが問題でした。そこで左右をパイプで連結した上、フレームにクランプで固定したらどうか?ということになりました。 パイプは使わないハンドルを切り、クランプはハンドルポストを利用して留めてみました。ハンドルポストがタイヤに干渉しない様にフレームに穴を空け、ボルトで固定しました。 連結したお陰で左右ステップ位置も合い、体重を掛け踏んでみても大丈夫な位しっかり付きました。 転倒の際ダメージがどんな風に出るか不明ですが、修理は難しくない様に出来たと思います。  ただ一点問題が...スイングアームが深く沈んだ時、連結パイプとドライブチェーンが干渉する恐れが出てきました...(汗) 今付いているスプロケットは前17丁/後45丁なので、チェーン位置が上がり気味になっています。 後ほど前後とも歯数を落とし、リアサスペンションも取り替えるつもりなので、もう少しチェーン位置が下がる予定なのですが...どうだろうか?? 連結パイプ位置の処理も、もう少し考えて見たいと思います。  フロントブレーキドラムも入手できました。 が、サイズは大丈夫なのですがチョット重たい!ノーマルに比べたらかなりの重量増になりそうです。 ブレーキ効きが上がり、見た目もカッコ良くなるのは大歓迎なんですが...エンジンも非力なので、出来るだけ軽さで勝負!?しておきたい所です(笑) これの組み付けはもう少し考えてみます...  実際に試走できる所まであと少し...タンク&シートの取付固定を残すのみです。
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 のきした基地にて只今休眠中のC100『錆 カブ』号。 オーナーである友人が新たに通勤バイクを入手した為、彼はうちに放置となってしまっています。(- -) このままにして置くとまた錆ジャンクに戻ってしまうので、 エンジンを降ろし修理する事にしました。 友人の手に渡ってから3年余り、かなりの距離を活動して来たと思われます。 中身の状態がどんな風になっているのか、興味有ります。ガレージに エンジンを運んで分解しました。 ケースを開けると、苦労の垢が真っ黒になって付いています。 もう生まれて50年経つのに、現役で頑張って来たんだもんなぁ...本当にお疲れ様!  各部品を洗ってチェックしてみます。 腰上ピストン&シリンダーは磨耗の為オイル上がりを起こしており、要交換な具合でしたが腰下のクランク、ギアまわりは意外に確りしていて驚きました。 コンロッドの縦方向ガタもほぼ無く、まだ使えそうです。ギア&シフト機構も汚れているだけで、カジリやひどい磨耗は見られませんでした。凄い丈夫なんですね! ただしベアリングは全てジャリジャリになっていました。クランクのフライホイール側ベアリングの磨耗が特にひどく、もう少し走っていたら砕けてバラバラになっていたかもしれません(汗) 腰下は洗って、ベアリング&シールを入れ替えるのみで復活できそうです。  腰上も洗い、残存ガスケットを剥がし掃除しました。 ピストン&バルブ等が入手できたら、 エンジン屋さんに作業をお願いしようと思います。
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 先週末、栃木県大谷町にて開かれた2011 パイオニアランに参加してきました。 今回はスクーターが集まるとの事...自分の相棒もジュノオ号です。楽しみです♪♪ 会場に着くと、早くも沢山の車両が集まっていました。スクーター&モペットがずらり! メカメカしく引き締まった男らしい重量単車も大好きですが、優しいデザインで愛らしいスクーターも良いですね♪ 眼福にあずからせて戴きました^^  過ごした時代をそのまま纏った様な...深い味わいの車両も居ました。 左は先日作業させて戴いたY氏のシルバーピジョン、右は初期2サイクルのラビットです。後ほどお話を伺った所、この2台はほぼ同世代なんだそうです。 半世紀前のライバル??色々と違いを探したりして...愉しませて戴きました。 又驚きなのはこの二台とも実働で、ちゃんと走れる事です。何時までも元気に動いて欲しいですね!  またこの日は、稀少なシルバーピジョンの大排気量モデルもいらっしゃっていました。 古い方のサイドバルブ・ピジョンは、以前オールドタイムランみかもでもお会いしました。その時はエンジンが不調だった様ですが、その後修理されこの日は好調です。自分もはじめて聴きましたが、SVエンジンの音は良いですねぇ...『タタタン、タン、タタン...』と、何か惹き込まれてしまう響きでした。 開かれたボディカバーの中で、粛々と動くメカも楽しかったです。会場でも注目されていました。  しばしの見学のあと、日光杉並木のツーリングに出ました。 自分はシルバーピジョンの皆さんと、ⅠさんのヤマハYD1と一緒に走りました。レアな車両達に囲まれ、至福の道中です^^♪ 私達の走行ペースは半世紀前...のどかに響くエンジンサウンド...暖かい春の陽射し...春霞に包まれた風景...まさに50年前にタイムスリップした一時でした。右側を追い抜いてゆく現代車が、未来の宇宙船の様に感じます(笑) ここ半月の不安と緊張を、ふと和らげてくれた様な...楽しいイベントの一日となりました。
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 Y氏のガレージにお邪魔し、異音のでたジュノオ・ミッションをチェックして来ました。 まずは患部?に到達する為、車体をエンジンから外しスイングアームを分解しました。Yさんももう慣れていますので、分解作業は順調に進みました。 疑いのスプロケット・ベベルギアに到達、外してチェックしましたが、特に異常は見つかりませんでした。 問題は更に奥の方、やはりバダリーニユニット本体に有るのか...ミッションに手を突っ込みユニットを直接回してみると、なんとなくゴロゴロと音がします。 う~ん...やはりミッションを開け、昨日外したユニットを移植、交換する方法を取るしかないようです。 また日を改めて作業する事にし、この日はこのまま部品をまとめ、作業続行を断念しました...無念!!(涙)  Yさんは4月17日に宇都宮市・大谷町資料館入り口景観公園にて開催される『 2011 パイオニアラン』にジュノオで参加される予定で、楽しみにしておられました。 しかしジュノオが治らない為、このままでは参加車両が有りません...(>_<) ジュノオを片付けた後、やはり最近入手されたというシルバーピジョン・ボビーDXを参加できる様、軽整備してみることにしました。 元よりエンジンは掛かり、各部とも大体異常無く作動するとの事...エンジンオイル交換や少しガタ付くハンドルステム、少し作動の怪しい電装系をチェックしてみました。 なかなか触る機会の無い車体です...戸惑いも多く一筋縄では行きませんでしたが、シンプルな構造や車体の状態も良い為、助序に調子が良くなってきました。 最後には電装も復活、搭載しているアポロウインカーもきちんと点灯する様になりました。ライトをONにすると吹けなかったエンジン回転も治り、ライトも明るく点く様になりました...ハンドルのガタもなんとか治まりました。 これなら現地で走行するのはとりあえず大丈夫そうですね...良かった!!
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先日軽整備を終え、公道デビューしたYさんジュノオ号。 「走行時、気になる異音がするようになった」と連絡を戴いたので、ガレージまで乗ってきて頂きました。 試しに走らせるとミッションから『ゴワーッ』と言う音が出ています。結構大きい音です。停まってエンジンを吹かしても起きないので、出所はどうもミッションの様です。 この音には自分も覚えが有ります...今乗っているジュノオも以前ミッションからこれに似た音が出始め、故障を恐れエンジンを 載せ変えた事が有りました。 2台も似た症状が出るとは...これはジュノオを永く楽しむ為には無視できない現象です。良い機会なのでYさんジュノオ号修理の為、手元のミッションを一機分解し、原因を探してみることにしました。  バダリーニ・ミッション分解は初めてです...しかも歯車を使った通常の物と異なり、油圧ポンプ&モーターの組合せで動いている変ったユニットです。自分も作動原理は書籍にてなんとか解ったものの、ダメにしてしまうのが怖くて開けて見る気は起きませんでした。 マニュアル&パーツリストをもう一度読み返し、順番を確認して作業に入りました。 ミッション前部にあるオイルポンプユニットを外し、18箇所も有るM6ナットを緩め、合わせ面に慎重によく研いだスクレーパーを入れ、こじ開けていくと... 『パクン!』と音を立て、綺麗にケースが開きました。中身ご対面です! 思ったよりシンプルな印象の内部です。もっとゴチャゴチャしているかと思いましたが... 上部のプライマリーシャフトをエンジンが駆動し、チェーンを介し下部のポンプ・モーター結合体を回転させます。 この結合体こそ、ホンダH・R・Dことバダリーニ・ミッションの心臓部です。この塊は2重構造で内部に7本のプランジャーを持つポンプが有り、エンジンからの駆動で回転し、油圧を生み出します。 その油圧を外側の油圧モーターが受け、7本のプランジャーが順次押し出されスワッシャープレートに突き当たります。スワッシャープレートは斜めにローラーベアリングの勾配が付いている為、押し出され伸び切ろうとするプランジャーは滑って横にずれます。そのずれる力を回転にして出力している様です...眼からウロコ、驚きの仕組みです!  中央の円の付いた部品がスワッシャープレートAssyです。この部分はハンドル左手グリップの操作で角度が変わります。角度が変わる事により、ポンプがモータープランジャーに油を充填しプランジャーの伸び切る量が変わります。伸びる量が多い方がポンプ駆動が余計に掛かります。 プレート角度が少なくなればなるほど充填が早くなり、ポンプとモーターの回転差は近づいていき、角度が無くなると回転は同期するそうです。その充填のタイムラグ?を、変速として利用しているみたいです。 右画像がスワッシャープレート&モータープランジャーです。  さて、異音の原因は何処でしょう?? 全てが複雑でデリケートそうで、確定しかねますが...エンジンを吹かしただけでは音が出なかった事から、原因はオイルモーターからドライブ・スプロケット周りに有るのではないか?と見当を付けました。 この大きく重いポンプ・モーター結合体は、大まかにはたった2つのベアリングでケースに支持されている様です。下の画像はドライブスプロケット側のベアリングで、サイズは6008HSとなっています。 回転だけでなく、プランジャー作動による軸方向の力を受ける為か、外周には溝がありメタルが挟まれています。悪くなるとしたらココではないか?と思うのですが...もしこの部分が原因なら今でも手に入るサイズの様ですので、修理は可能と思います。  もう一つ気になっている部品は、ドライブスプロケットAssyです。 上のモーター出力部に直接付く部分で、このベベルギア&スプロケットの軸部分にもアルミ製・リテーナー付きのローラーベアリングが入っています。このベアリングが悪くなり音を発しているのでは...という疑惑も拭いきれません。 明日この部品を持ってYさんジュノオをチェックし、交換を試みようと思っています。 この部分で済めば助かりますが、最悪ユニットごと移植となるかも知れません。 いずれにしてもこの部分までアクセスするのは、かなりの作業になりそうです...頑張ろう!(汗)
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 本日グッドオールディズ事務局から電話があり、5月4日の[2011@グッドオールディズ]の中止をお知らせ戴きました。 この度の震災でツインリンクもてぎも被災し、復旧を急がれていたそうですが、5月までには間に合わなかった様です。 少し残念ではありますが、来年までにはきっと周囲の状況も良い方へ大きく変わるでしょうし、沢山の人が笑顔で参加できるイベントとして復活する事でしょう。 たっぷり準備期間を戴けたと考えて、じっくりレーサー製作をしてみようと思います。 また今回参加に向け用意していた資金を、被災地復興の為寄付しようと思います。
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 ようやく春めいてきた陽気の土曜日。 アパートの軒下にて、のきしたレーサー用に集めた部品を車体に仮付けしてみました。 タンクは最近のヤマハRZ50の中古を付けてみました。なのでYAMAHAマークが付いてます(笑) タンク裏面を少し叩いて凹ませて載せました。少し太めな感じのタンクですが、考えていたイメージに近い感じです♪ 長さも丁度良く、ドリーム50のシートとも相性良さそうです。 シートもタンクも乗っかっているだけなので、これから固定方法を考えたいと思います。  バックステップの付け方も色々悩みましたが、スイングアームピポットに一箇所固定・もう一箇所左右を丈夫なパイプで連結・連結したパイプをクランプでフレームに固定...という作戦でいこうと思います。 パイプはハンドルの真っ直ぐな部分を切って使い、クランプはハンドルポストあたりを使う予定です。うまく行けばフレームに穴あけのみの加工で、しっかり固定できると思います。 随分前に譲って戴いた、ヨシムラキャブレターが活躍できそうです。 どんな走りになるのでしょう...まだ気が早いか??(汗)
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