星降る里には、もちろん カブも沢山いらっしゃっていました。さすがは『水戸藩 カブ』ですね(^^) 古いC100もしっかり現役で頑張っている様で、素晴らしい程度の車体をお見かけしました。 近頃は『茶 カブ』が増えてきているみたいです。まだまだ生き残っているんですねぇ...嬉しい事です。 同じ茶 カブでも、茶色具合が各々少しづつ違っていて興味深いです。 コンデンサーのトラブルが有り深夜に到着されたきーんさん&ロッシーナ号... カブに詳しいメンバーの方の手で無事全快したそうです。貴重な当時物ダブルシートはやはり皆さんの目を惹いていました。 カブ以外にも、気になるOHVバイクが来ていました。憧れの旧型 BMW! う~ん...やはりカッコ良い!程よい重厚感、でも上品に締まった車体...ここは鉄!ここはアルミ!としっかり分かる質感も好きです(^^)今回いらしていたのはR60型、R25/2型の2台でした。 R25/2型はエンジンの掛かる姿までじっくり拝見させて戴きました。この車体はフランスのNATO軍に在籍していたそうで、オリーブ塗装はその名残なのだそうです。 ドルドルドル...と重いエンジンの回転に合わせ、車体がクイ、クイと揺れています。その様子はまるで鉄の生き物の様です。しかしオーナーの方がアクセルを開けると反応良く回転が上がり、揺れはぴたりと止まります。排気音も今の400ccシングルよりずっと歯切れが良く、逞しいです。 しかしイグニッションを切り、エンジンが止まる際『プシュン』と圧縮が抜ける音がします。なんだかバイクのホッとした「溜め息」を聞いている様な感じで、なんだか愛嬌を感じました。良いなぁ~♪  なんとオーナーの方のご好意で、R25/2に試乗させて戴けました...感激! 1ダウン3アップのしっかりしたシフトペダルを踏むと『ゴトリ』とギアが入り、するすると車体が進み始めました。クラッチミートはスムースで発進し易いです。 1速は結構ローギアードでしたが、2速に入るとトルクでグッと車体が前に出ます。3速、トップとギアを進めましたがしっかり入り、低回転でもエンジンがギクシャクすることはありませんでした。さすがは BMW! オーナーの方によると60キロ位が快適で、80キロ辺りでは振動でしがみ付いて走る感じなんだそうですが...鼓動感といい、排気音といい...身体に心地よい余韻の残る、本当に素晴らしいバイクでした。貴重な体験をさせて戴き、感謝です。 まだ自分には高嶺の花なこのバイクですが、何時かはきっと所有して、相棒にしたいなぁ...
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 御前山・星降る里へ、錆スポ号で出かけて来ました。 集まったカブ好きの方々と美味しい食事を戴き、バイク談義を楽しみました。 今回は スポーツカブで来られた方が多く、色とりどりの車体が集まりました。  今までイベント等で見掛け、気になっていたミントカラーの スポーツカブもいらっしゃっていました。オーナー様ともお会い出来、色々お話を覗いました。都内から自走で来られたそうです。長距離をこなしたにもかかわらず、エンジンはとても静かで調子良さそうです。 貴重なクリームタンク搭載のS氏 スポーツカブも極上の状態で綺麗です。また珍しいパーツを沢山搭載しています。『そうか、この部分はこうなっていたのか...』と、拝見しながら勉強になりました。 1000kmツーリングで一緒に旧碓氷峠を走破した黒 スポーツカブ、阿久津さん所有の青 スポーツカブも拝見し、食事をしながらバイク談義が盛り上がりました。 綺麗な車体を拝見した後では、我が錆スポがさらにくすんで見えます(笑)でも調子よく自分をここまで運んでくれたから良いか...帰りも頼みますよ!
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錆スポ号にてツーリングの帰り道、『あ、テールが消えてるよ』との指摘を受け、テールランプをチェックしてみると...あっ! テール球口金が2つに割れ、断線し破壊していました。 錆スポ号の振動が原因と思われます。そういえばLEDは基板を内蔵した精密装置、コワレモノです。 テール周りの振動に気を使って対策しておけば良かった...泣!  しかもこの道中、予備の電球を持ってきていませんでした。失敗! 夜中の出来事ですし、当然テールなしでは走行は危険です。仕方なく錆スポ号を押して帰る事に... メーター読みで約6キロの道のりを歩きました。坂ではスポーツ カブ車重の軽さが助かりました。 こんな事は久しぶりです。よくバイクを押していた20代の頃を思い出し、楽しみながら帰りました。
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 二つに分離した2機の エンジンの良い部分を合わせ、合体させました。 う~ん、背中が筋肉痛になりそう!結構な重労働でした(笑) 実は何日か前に一度合体成功出来たのですが、接合部 パッキンの切れ&接合ボルトの折れを発見し、結局振り出しに戻るはめに... この部分は車体に搭載してから不具合を見つけても悲しいので、完璧にしておきたい! 折れたスタッドボルトを抜き、破れた パッキンを新たに作り直し、液体 ガスケットを買って塗り... 前回は2人で合体出来ましたが、今回は1人です... エンジンを立て、両手&足まで使って支え何とか合体!接合に成功しました。 ふぅ~、疲れた...とりあえず今日はここまでです。 帰りの足にきーんさんの茶 カブ『ロッシーナ号』をお借りしました。 前後サスのグリスアップも済み、クラッチ調整もOK、ヘッドライトの配線も見直し夜道も安心です。 自分はロッシーナ号で公道を走るのは初めてですが、その エンジンの力強さに驚きました。 出足が良く、加速も元気で思わず『アッ、まだ慣らしたてだしダメ!』とアクセルを戻してしまう程です(笑) メーターが正しければ、アクセル半開でも60キロで巡航します。陸橋もぐいぐい登ってくれます。 大変頼もしい カブになっていました。自分もこんな調子の良い C100に乗るのは初めてです。これはツーリングが楽しめそうです。
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 待ちに待った連休到来です。 本当ならばバイクでパァ~っと出掛けて、羽を伸ばしたい所ですが ガレージに眠る「宿題」の方を片付けなければ! つい先日から出始めた、稼動中のジュノオ・エンジンのミッションから出る異音。 走っているとエンジンの排気音より大きい時があり、無視できなくなって来ました。 このままではトラブルも心配ですし、何より快適に走れません。ガレージに眠るエンジンのどれかと一旦取替し、原因を探らなくてはなりません。 ジュノオのエンジンは2、3日連続で作業できる時じゃないとなかなか触れないので、この連休を利用し一気にやってしまおうと思います。 まずは以前修理し搭載したものの、ミッションオイル漏れが発生したエンジンを作業します。 このエンジンは取替えの第一候補です。一応原因を確認し、直しておきたい... 手間が掛かるかな...と思っていたのですが、すぐ原因に突き当たりました。 発電機が錆びて腐り、内部コイルがグズグズになっている様です。取り付けボルトが二本とも『サクッ』と折れました。がっちり固着している様で...当然外せず!(苦笑)発電機室についているブリーザーが詰まっており、湿気が抜けず錆びたのだと思われます。 このサビをオイルシールが噛み、ミッションオイルが漏れたのでしょう。これで一旦は作動させてしまっていたのだから怖い... この発電機Assyはケースを割らなければ取れなさそうです。ミッションが一つダメに!(泣)  ミッションが使えませんが、このエンジンはすこぶる快調だったので是非使いたい... 初めてですが、エンジンとミッションを分離に挑戦してみることにしました。 ミッションはもう一機、奥に転がしてあった部品取りの物を使ってみます。こちらもミッションを分離し、調子の良いエンジンと合体させる作戦です。 マニュアルを見ながら8箇所の結合ナットを外します。どうも推奨の『外す順番』が有るようです。 分離はエンジンを抱えながら引っ張り、ゆっくりずらして...結構力仕事です。何とかガスケットを傷めず、無事分離に成功しました。 内部を見るのは初めてです。エンジン側はオイルポンプ&ストレーナーが、ミッション側はゴムダンパーとオイルモーター部が見えます。バイクのエンジンと思えない...凄い景色です(笑)  ジュノオのミッションケースは殆どが液体パッキンで組まれている様なのですが、エンジンとの結合部には紙パッキンが入っていました。綺麗に剥がせたのですが一応新たに作り、組むことにしました。
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 折れて埋まってしまっていた、CS90エンジンのスタッドボルト。 なんとか抜き取り出来たものの、頑固な残存ボルトはなんと周囲の肉まで連れ、出て来ました。う~む...大失敗! 修正を試みましたが、ケース内側まで欠損部が貫通しており、まっすぐタップが立ちません。画像のような状態に...泣! 肉を盛りなおし、ヘリサートをすれば修正可能かもしれませんが、生憎すぐには材料も腕も無し... また修理が可能になるまで、CS90エンジン作業はお預けです...(涙)  気持ちを変えてC200『社長号』を引っ張り出し、エンジン交換をしました。 この車体はmixiで知り合った方の車両で、お引越しされた際自分の所へ譲って下さったものです。 大変このバイクを愛しておられたので、また乗って頂ける機会が出来たら良いなと思い、置いてあります。 状態も良くエンジンも掛かるのですが、点火進角ガバナーが調子悪く、エンジンにも少々ダメージが出ているので何とかしたいな...と思ってました。 部品取りに持っていたエンジンが思いの他良い具合なので、エンジンを乗せ変えて付いていた方をオーバーホールしたいと思います。  ちょうど遊びに来てくださっていたヒラノM85様に手伝って頂き、エンジンを交換。 電源を繋ぎ始動を試みると、掛かりました!エンジンの圧縮はかなり有り、なかなか有望です。 この車体も暫く置いていた間にサビ出てきたので、少しづつ綺麗にしていきます。
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 分解時に、腰上のスタッドボルトが折れてしまったCS90エンジン。 折れた元は何とか取れそうですが、代わりのスタッドボルトがなかなか無いですよね...。 こうなったらもう一個、部品取りが必要かな? という訳で、MD90エンジンを入手しました。 『ボロでキックが降りないが...』というのを大喜びで入手。近頃はこういうのを探すのも大変です(笑) これでスタッドボルトを4本キープ出来ました。 しかしMDエンジンを選んだのは、ボルト以外にもう一つ、試したい事が有って... ヘッドのCDIユニット...この部分が欲しかったのです。 以前からCT110や郵便カブを見ていて『此処って、CS90系に似てるな』と気になってました。 もし搭載できれば点火系の性能安定化はもちろん、現行の電気式タコメーターを付け、正確に作動させる事が可能になったりします。付くと良いなぁ~♪ 蓋を開けると...内部は摩滅で出たと思われる金属粉で真茶色、しかもガバナースプリングが千切れ、内部に飛び散っていました。このエンジンが『不動』になった一要因かも...。 しかしネジ位置や構造はCSエンジンとよく似ていました。これは本当に付くかも!? スプリングを何とかすれば、ユニットを再使用できそうです。  さて、キックの降りない内部に突入です。正直見るの怖いんですが... 錆びたボルトを一つ一つ緩めて行くと...やっぱり!凄い錆び具合です。 これではまたシリンダー抜きに一年くらい掛かるのでは...と思ったのですが、意外や意外! 表面のグズグズ錆を軽く取ってやると、あっさりシリンダーが抜けました。ヘッド側も錆を擦り取るとダメージは少なく、容易に分解できそうです。カブエンジンの丈夫さに驚きました(笑)  外したシリンダーをCS90の物と比較してみました。 カムチェーンガイドローラーの取り付け部やヘッドとの接合部に若干形状変更があるものの、ほとんどそっくりでした。シール類まで使えそう...。重さはやっぱりアルミの方がはるかに軽かったです(笑)
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『おや?ホンダのリトルサイズ・モデルが揃ってるね(笑)』 ということで、記念写真を撮りました(^^)  ポートカブを間近で見るのは初めてです。う~ん、可愛い! 写真撮り忘れましたが、テールのリフレクターが特に可愛らしいです。 タイヤまでサイズダウンされてるとは...15インチだそうです、珍しいですねぇ。 2速化されたエンジン...c100よりも大きく見えます...不思議!キックも逆なんですねぇ。 『コストダウン云々...』という件が有名なポートカブですが、ほとんどが専用設計の様...結構お金掛かっちゃったのでは??という感じです(笑) 試乗させて貰いましたが、スピードは出ませんが結構トルクが有り、乗りやすいです。 大変珍しく、興味深い車両でした...ありがとうございました!
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 以前気になった、ロッシーナーのシフトタッチ。繫がりにドシン!とショックが出ていました。 ペダルを踏んでもクラッチが切れていない感じもあったので、クラッチを切る機構に何らかの 障害が有るのかも知れません。 ケースを開け、チェックしてみました。 ケースの内部は非常に綺麗でした。ケースを開け作業された経歴が有るのかも知れません。ガスケットも綺麗に剥れました。 気になる部品がありました。シフトベダルに繋がるチェンジシャフト端に付く、レバーの先が激しく磨耗していました。この部分はクラッチリフターを突付いて作動させる為、減ってしまうとクラッチを切れなくなってしまいます。ここが原因じゃないかなぁ...。 ケースに付く部品も結構磨耗が進んでいました。 部品箱の中に状態の良い部品が見つかったので、そっくり交換しました。  ケース内部に面白いマークが付いていました。何か意味が有るのか...おまじない??(笑)  作業後、試走しました。クラッチはしっかり切れる様になり、シフトタッチは良くなりました。 この茶カブは本当にエンジンが静かで電装も明るく、調子が良いです。 明日、きーんさんが新しいエンジン腰上を持って来られます。公道デビュー、いよいよです。
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