 ツインリンクもてぎで開かれていた「2008 2&4 グッドオールデイズEAST」へ遊びに行ってきました。 往年の名車、レーサー、貴重なクルマ・バイクたちが栄光のレースシーンを再現、 それを間近で見て・触れて・体感できるという [内燃機関好き]にはそれはたまらないイベントなのです。 今回、ブログ「スポーツカブ三昧」のstonehair氏と [リトルホンダPC50“R”][PC50“TWIN”]等製作のスペシャルマシンマイスター、O氏が 往年のレースシーンを再現した「スポーツラン走行」に自作レーサーで出走されるというので見学に行きました。 「黄カブ」のきーんさんと一緒に茂木へ。 きーんさんは今回ピカピカの黄色が眩しい、VT250Rで登場。 [V-twin小隊]を組んでR4バイパスを疾走、ツインリンクへ到着。 着いてみるともうコースを疾駆する、マシンたちの排気音が響いています。 二人とも慌ててバイクを停め、パドックへ。  ちょうどコレクションホールの動態保存車両のデモ走行が始まる所でした。 バァァァァァンッ!!バァァァァァンッ!! 当時世界に挑戦し、栄光を勝ち取って来た魂の排気音がピットレーンに響き渡ります。 耳に迫る爆音...でもとても心地よく、ゾクゾクします。 RCB1000耐久レーサー、御馴染みCR164、S800レーサー等... 疾駆する姿を動画に撮ったのですが、アップの仕方が分からず...悲。 出走する方々のピットを訪問します。 O氏のピットには鮮やかな赤タンクと銀のカウルが美しい、2台のレーシングマシンが。 あっ、あの話題作[リトルホンダ PC50R]も並んでいます。 なんと試乗させて頂きました。感謝! ぴかぴかに磨き上げられたエンジンはペダルこそ付いているものの、チューニングエンジンそのものです。太いトルク、伸びる回転。カッコイイ排気音。 CRレーサーをイメージされた外装もとてもカワイイ!(^^) とても乗りやすく、楽しいオートバイでした。  stonehair氏のピットには、居ました居ました...スポーツカブです。 保安部品が外され、ゼッケンが取り付けられた車体はすっかりレーシングマシンです。 ハンドルはスワロー、右側にはすらりと立ち上がる貴重なYアップマフラーが...。 小さくても精悍で、とてもカッコ良いマシンです。 午前中の走行では、メーター読みで100キロ近く出ていたとか...凄い!  午後の走行が始まりました。 往年の、押しがけスタートでレースが始まります。 始動の瞬間を、マシンの上で待つ出走者の皆さん...かっこいいなぁ。 旗が振られ、コースの上に爆音が次々と弾けて行きます。 ゼッケン1番のO氏、13番のstonehair氏...。 高らかに快音を響かせて、ホームストレートを駆け抜けていきます。 目の前を走るマシンたちも、それに跨る方々の表情、それを見つめる人々の目線も... 全てが本物で、真剣で、迫力満点です。  興奮のひと時が過ぎて、体験走行の時間がやって来ました。 申し込むと愛車でレース・コースを走ることができます。 と、この時、思いがけない嬉しい事が...。 stonehair氏のご好意で、なんと出走していたレース仕様スポーツカブに乗せてもらえる事に! 感動、感動です(^^)  エンジンを始動すると、股下をくぐるYマフラーからの太い排気音が咆えるように身体に響いてきます。 凄く緊張します。そうか...皆さんこんな気持ちでスタートを待っていたのかも...。 ただの体験走行なのですが、一人で気持ちが盛り上がってしまいました(笑) 落ち着いて...落ち着いて...自分に言い聞かせながらコースに入ります。 走行後。 まだ耳に、身体に、レーシングマフラーの排気音がうっすら残っています。 う~ん、これは癖になってしまうなぁ(笑)...またこの感覚を味わいたい! 来年、もしピットに立てたら...素人の自分だけれど、一年掛ければ準備は可能?? 挑戦するとしたら、スポカブ?ジュノオ? 何だかそんなことを考えてしまいました(笑) 来年の出走を目標にして、いっちょ頑張ってみよっか...?? やはり体験走行を終え興奮気味のきーんさんと、そんな話で盛り上がってしまうのでした(^^) たった一日のイベント。 でももう連休をすっかり堪能したような満足感に包まれながら、帰路に着きました。
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 とうとうこの時がやって来ました。 我がスポーツカブC115、ツーリング・デビューです。 まだ覚めやらぬ雰囲気の、我がねぐらの近所。 スポカブのエンジンを目覚めさせるにはちょっと気が引けます。 なにせマフラーはセミ直管なモノで(笑) 通りまで引っ張っていき、エンジンを掛けます。 『ポロロロン!!ポロロロン!!』チェックの甲斐あって、調子は良いようです。 走り始めるとシフトタッチはやや硬く、キャブの具合もまだ良くないのか スタートにもたつきますが、伸びは良く加速します。 あれ??ちょっとクラッチが滑り気味か?? 60キロ越えた辺りからエンジン音だけが高くなる気が...。 それでも慎重にアクセルを開ければ、メーター読みで80近くまで出ていました。 メーターの表示が合っていればいいなぁ(笑)  今日の目的地は小田原方面です。 全国からカブ乗りの集まる[あおぞら食堂・海岸通り店]というイベントが有るそうです。 [黄カブ]きーんさんよりお誘いが有り、スポカブで同行させてもらいます。 行程は大体140キロ...無事完走出来るかな?? きーんさんと落ち合います。 スポカブのトラブルを見越して早めにねぐらを出たのですが、特に問題が出なかったので かなり早めに合流場所に着いてしまいました。 きーんさん、急がせてしまってゴメンなさい!f><) でも、今日も美しいですね...黄カブ(笑)  行きのスポカブは点火時期&キャブの調整をちょっとした位で、これと言ってトラブルや停滞は無し。 バイクの具合は良いのですが、空の具合が怪しいなぁ...。 目的地に付いた頃、とうとう雨が降り出してしまいました。  そんな天気でも、沢山のカブが集まっていました。 中には関西から自走で来られた方もあったとか。驚! う~ん!どれもキレイで面白いカブばかりです。  何台か特に興味深い車両がありました。 もうインジェクション・カブで楽しんでおられる方が。羨ましい! 前後方持ちの足回りに改造されたカブは「速い!」オーラが漂っています。 素晴らしい加工技術ですねぇ。 よく手入れされカスタムされたカブたちの中で、なんだか肩身の狭い我がスポカブです(笑)  海辺でのひと時の後、帰途につきます。 が、ココからがもうひとつの恒例イベント?トラブル発生のはじまりでした...。 一発目はキャブレター。 走行中エンジンが突然ボコつき、アクセル戻りが悪くなりました。 ストップしてキャブレターのニードルを見てみると...ニードル押えのスプリングが無い!! 落としたのか...チェックした時の付け忘れか? このままではニードルがキャブ内部で抜けてしまい走れません。 きーんさんからキーホルダーのリングを拝借し、応急スプリングをこさえて対応...。 二発目は...突然エンジンストップ。 やっちゃったか!?と思いましたが、キックも降りバルブにも異常は有りません。 ただプラグから火が飛ばなくなっています。 ポイント?コンデンサー??電線のリーク???う~ん...。 止んでいた雨も降り始め、なんだか困った雰囲気になってきました。 色々探っているうち...きーんさんが照らしてくれたライトの先にふと見えたものは...? なんと、ジェネレーターのポイント左横、点火発電コイルのアース線が切れています。 これは...事前チェックのときに念の為、はんだ付けし直した部分です。 付けかたが悪く、振動で取れてしまったようです。 コイルを固定しているビスで電線を押さえ何とかアースに成功、エンジンが掛かりました。 良かった~...。ホッとしました。きーんさんも喜びのポーズv(^^)v 辛抱強く修理に付き合って下さり本当に感謝、感謝!!  その後はバッテリーが弱った位で、何とか無事帰り着くことが出来ました。 やはり初ツーリングは色々ドラマが起こります(笑)み~んな自分のせいですけどね...反省。 でも初めて味わうスポーツカブの伸びと排気音は、とても楽しい! 走りもC200と比べても遜色ない感じ...55ccとはいえ驚きました。 これは是非快調にして、もっといろんな所に出かけたい...。 早速また改修開始です(^^) きーんさん、本当にお疲れ様でした。またカブ小隊で行きましょうね!!
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 週末前夜。 ツーリングに向け、もう一度スポカブを分解。 なんとなく不安...な部分をもう一度見てみます。 一番の不安は、エンジンノイズ。 アルミヘッドに変えてから、ちょっと気になる音が出ています。 ちなみにシリンダーは55cc、ヘッドは50cc用です。 もしかしたら...。 あ~...。やっぱりです。 ピストンの一部がヘッドに当たっています。 ヘッドには幸い傷はありませんでした。 対策として銅ガスケットを二枚重ねてみる事にします。  ヘッドの問題は他にもありそうです。 バルブシート&バルブ当たり面の磨耗が少し目立ちます。 部品箱から状態の良いバルブ周りを探し...発見。 やや短くなっている?バルブスプリングも良品に交換します。  部品箱を漁っていたら、思いがけずC105&C115用のピストンリングを見つけました。 新品か中古か不明ですが、状態は良さそうです。 文字があるほうが上だったっけ?...どっちがトップ?セカンドリングだったかな?確か薄いほうがトップだったような...?(忘れた...どなたか教えてください!汗) 夜も更け、タイムリミットが近づいてきます。あぁ、早く帰って眠らなきゃ...。 リング順番は他のピストンを参考にはめ込み、ヘッドもバルブ摺り合わせして組み立てます。 ポイントコンデンサーも念の為、取り替えました。 最後にオイルフラッシング&交換をして、終了です。 慌しいチェックになってしまいましたが、不安な部分は何とかなったかな?? 本番はもう今日の朝...ワクワク・ドキドキです(笑)
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 なんとか走れるようになったうちのスポカブ。 欠品だったテールもC100後期タイプに交換、 念願のアルミヘッド化も果たし、あとはざっと整備するのみ。 週末のツーリングに向けてチェックしていたのですが....。 チリチリ...チリチリ... アイドリング中、右クランクケースから音が出るような気がします。 どうやらフライホイール周りからのようです。 エンジンを止めて、フライホイールを外します。 あぁー、っと!? なんと充電コイルにキズが!何故? 取り外して見てみると、コイルを固定しているビスの片方が折れていました。 錆が原因のようです。もう片方のビスも歪んでいてコイルは振動し、フライホイールの 内側に当たっていたような感じです。 そうか...そういえば充電力もちょっと弱かった気が...。 もしかしたらこれが原因だったかもしれません。  ちょうどヒラノM85様が遊びに来てくださり、コイルをチェックして下さいました。 幸い断線やリークはおきていないようでした。ホッ。 ワニスでコイルを再び絶縁、状態の良いステータベースも提供して下さいました。感謝! 新たなステータベースにコイルを移植、ついでに電線も交換し、ハーネスを作り変えました。 取り付けてみるとライトも明るくなり、ヘッドライト&ブレーキランプを点けた時も ウインカーがきちんと作動するようになりました。これなら夜間でも安心です。  延び延びになってしまっているスポカブのツーリングデビュー。 今月の残る週末はあと一回。今度こそスポカブで出かけるぞ!
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 エンジン載せ換え後のGL隊長。 すこぶる快調で、快適です。 この調子を永く保ちたい...しばらく慣らし回転で走っています。 走行中のエンジン問題はこれと言って無し。 しかしまだ左右発の同調がずれているようです。 アイドリング中にちょっと不整脈が...。 メーターを使い同調を取ります。  アイドリングも落ち着き、いい感じになりました。 トロントロン...Ⅴツインらしい音がするようになりました。 エンジンが静かになると、また気になる音が...。 右ディスクブレーキが引きずり、鳴くようになってしまいました。 パットを換えたり、掃除したりしましたが、ちょっと走ってみるとまた音が出ます。 どうも渋滞時ハンドルを切ったり、カーブを通過した後出る様です。 フォークが関係してるのかなぁ...そういや右フォーク、シールからオイルが滲んでるもんなぁ...。 また新たな宿題を出されてしまいました。う~ん。
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 ぽかぽか暖かい、絶好の作業日和。 久しぶりにバイクに触ります。 以前からやろうやろうと思いながらも先延ばしにしていた、GL400『隊長』号のエンジン交換に挑戦します。 近頃のGLはご機嫌斜め。 信号待ち等で停まっている時など、エンストを頻発するようになりました。 それに出足のパワーも大分落ちてきているような...。 キャブレター調整で何とかしてみようとするのですが、なかなか機嫌が直りません。 耳障りなノイズも増え、ディーゼル車の様...。燃費もかなり悪くなってきました。 それもその筈、このエンジンは走行10万キロ超。 自分の所に来るまでは、あるバイク屋さんで代車&限定解除練習用に長らく活躍していた車両なのです。とうとう役目を終えスクラップになる所で、うちにやって来たのでした。 それでもまだ走れるのは、この車種の卓越した耐久性のお陰か。でもそろそろ限界かなぁ...。 載せ変えるエンジンはこれ。部品取り車から移植です。 見た目は醜いですが、まだ走行わずか1300キロほど。 これを上手く載せることが出来れば、一気に若返ることが出来ます。  ガレージの同輩Ⅰ君にお手伝い頂き、隊長からエンジンを降ろします。 降ろす前にⅠ君のGL1100インターステイツと一緒に、記念写真をパチリ。  外す部品点数や配線は大変シンプルで楽なんですが、如何せんエンジンが重い!! 木枠やジャッキを使い、二人で思考錯誤すること一時間...。 何とか無事にエンジンが落ちました。 長いこといろんな人を乗せて、地球何周分も走り続けてきたエンジン...本当にご苦労さまでした!  エンジンの無くなったGL隊長。何だかとても変な感じです。車体もウソのように軽くなりました。 一服がてら、ちょっとエンジンの気持ちになってみます(^^)  さて、エンジンを載せていきます。 ちょうど遊びに来て下さった「黄カブ」のきーんさんの手も借りて3人がかりです。 二台のジャッキを慎重に上げ下げして、車体に合わせていきます。 最後はちょっと力任せに「エイヤッ!」なんとか搭載に成功しました。 搭載後、オイルを交換します。 ドレンから出てきたオイルは経年変化でサラサラになっているものの、まだ透明でした。 タペットの調整のため開けたヘッドカバーの内側もピカピカです。まるで新車の様!  整備を完了し、家に帰りがてら処女走行です。 う~ん、アクセルが軽い!音も振動も無くスルスル走ります。 しかしまだ「慣らし」が残っている雰囲気が吹け上がりに感じられますが、ギクシャクせずしっかり力が有ります。わが隊長も無事、生まれ変われたようです。ヨカッタ!! これからの良い季節、ツーリングがより楽しみになりました(^^)
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